あけましておめでとうございます。-ベンジャミン・バトン 数奇な人生-に思う・・・

いまさらではありますが、あけましておめでとうございます。

年末から、家内の実家がある山形市にいってまして、すぐに仙台に戻ったのですが、久しぶりに風邪を引いてしまい。やっと落ち着いたというところです。年末年始に撮影した写真を整理しつつ、その他の整理(人生も?)もしているところです。

先日、テレビでブラッド・ピットの「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を目にして、なかなかよさそうな映画だなということで、本格的に昨夜ビデオで鑑賞しました。かなり後を引く映画で、まあ、寝る前には見ちゃいけない映画かも・・・と反省しているのですが、しかし、いい映画でしたね。ストーリィ的には「数奇な」筋書きですが、心象的にはなかなか腑に落ちてくる映画です。いろいろな楽しみ方や、鑑賞の仕方が考えられるでしょうが、その一つとして、今の自分は映画のどの付近にいるのかということについて思いを馳せてみるのはどうでしょうか?

私の場合は、映画の後半、若いブラッド・ピットがかつての恋人と、自分の娘に会いに来るシーンでした。心はまだ若く、かつての妻と自分の娘(もうほとんど自分と同じぐらいに成人している)。経験をつんで、すっかり大人のおかあさんになっているかつての恋人。自分と同じ、もしくはそれ以上に成人(とはいっても高校生?)した自分の娘。老成しているはずなのに青二才な自分。

たまたま、正月に家族揃って何日か過ごせたということもありました。その際、家族それぞれの成長に比べ、自分はなんと未熟で有り続けているのだろうかと考えさせられたことが多々あったのです(ま、正月には限りませんが・・・)。そういうこともあって、今後ますます映画のように幼児化していくのではないかと心配しています。

今回の正月には、山形市内を歩く機会もあり、かつての学生時代を思い出しました。学生時代の山形は、そうですね、映画でいうと「アメリカン・グラフィテイ」みたいな感じがします。たくさんの思い出がつまっていますが、思い出しはじめると爆発して手が付けられなくなるような気がしますので、極力思い出さないようにしているのですが、それでもサラッと記憶をなぞってみると「アメリカン・グラフィティ」みたいになっちゃうような気がします。

ということで、学生時代の写真をご紹介。セピア色になっていますが、こころはそのままです(かな?)。

 

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