保安院の説明とは違って、経験から紡ぎ出される言葉は説得力があり、嘘も偽りも感じることはありません。会場もほぼ満員でした。聴講したものが、そのままストレートに血となり肉となった講演でありました。
講演内容は、驚くことばかり、ということは事実がまだまだ社会には浸透していないということでしょう。マスコミが情報を知らせているというより、マスコミがいかに事実を隠蔽しているかということかもしれません。おそらくは、第二次大戦時の大本営発表よりも劣化しているのではないでしょうか。
「原発のない社会へ!踏み出そう東北~福島、六ヶ所を語る」
Public Event
Time
Sunday, October 2 · 12:30pm – 5:00pm
Location
仙台弁護士会館4F大ホール
宮城県
仙台市青葉区一番町2-9-18
Created By
世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」
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-六ラプ東日本市民サミット緊急企画-
講演会「原発のない社会へ!踏み出そう東北~福島、六ヶ所を語る」
東京電力福島第一原発の事故により、わたしたちの住む東北地方は放射能に汚染されてしまいました。今後長きにわたり、この放射能と向き合いながら暮らしていかなければなりません。
一方で、青森県六ヶ所村では、原発の使用済核燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場の本格稼働が来年2012年に予定されています。「原発が通常運転で1年間に放出する放射能を、たった1日で海や空に捨てる」といわれる再処理工場の本格稼働を許せば、さらに放射能汚染が広がっていくことは明らかです。
何世代にも渡って悪影響を及ぼす放射能汚染を目にして、もはや原発も核燃サイクルもいらない!という声は、これまで無関心だった人たちも含め広範な広がりをみせています。このうねりをさらにおし広げ、これ以上わたしたちの故郷を汚さないために、私たちは緊急の講演会を企画しました。
広河隆一さんはチェルノブイリを長年取材され、原発震災直後から福島現地にはいって、子どもたちを守ることを訴えています。また、永田文夫さんは岩手で長年放射性廃棄物の問題にとりくまれ、また六ヶ所の再処理工場の危険性にいちはやく警鐘をならしてこられました。
このお二人のお話を聞き、今度は私たちがどうやって原発、そして核燃サイクルが止めるのかをともに考え、行動していく機会にしたいと考えています。ぜひ多くのみなさま、とりわけ若い方々がご参加くださるようお待ちしています。
(なお、予約・前売りが会場の定員に達しましたら、予約は締め切らせていただきます)
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●講師
広河隆一さん(「DAYS JAPAN」編集長)
永田文夫さん(「三陸の海を放射能から守る岩手の会)世話人)
●日時 2011年 10月2日(日) 12時開場 12時半開始~17時ころまで
●会場 仙台弁護士会館4F大ホール(定員約300人)
●参加費 前売り・予約1000円 当日1500円 大学生以下無料(要予約)
●主催 六ラプ市民サミット緊急企画実行委員会
●連絡先・予約申込 たてわき
メール hag07314@nifty.ne.jp FAX 022-302-3284 電話090-8819-9920(夜20時以降)
※託児はありません
●詳細 http://lmswkm.net/
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◆広河隆一さん プロフィール
フォトジャーナリスト。月刊誌「DAYS JAPAN」編集長。
1967年に早大卒業後、イスラエルに渡る。70年帰国。中東問題と核問題を中心に取材
を重ねる。IOJ国際報道写真コンテスト(本部ベルリン)の大賞・金賞をはじめ、講
談社出版文化賞、日本写真協会年度賞、よみうり写真大賞、相模原賞、サンケイ児童
出版文化賞、ノスタルギア賞、早稲田ジャーナリズム大賞、土門拳賞など多数受賞。
「新版パレスチナ」「核の大地」「龍平の未来」「チェルノブイリと地球」「チェル
ノブイリ 消えた458の村」「写真記録パレスチナ」「破断層」などのノンフィク
ション、写真集、小説、訳書を約40冊出版。また「チェルノブイリ20年目の歌声」
「素敵な宇宙船地球号―はばたけ命の翼」など中東、核関係のTV報道番組も約60本
制作。チェルノブイリ子ども基金顧問。パレスチナの子供の里親運動顧問。パレスチ
ナ子どものキャンペーン顧問。日本写真家協会・日本写真協会会員。月刊誌「DAYS
JAPAN」は09年度日本写真家協会賞を受賞。
最新著書 「暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと」
小学館 (2011/5/20 発売)
◆永田文夫さん プロフィール
「三陸の海を放射能から守る岩手の会」世話人。
1964年から工業化学科の教員として岩手県内の工業高校に勤務。勤務校では化学クラ
ブの生徒と水質調査、大気汚染調査を行う。1992年から定年まで県立の病弱養護学校
で化学、数学などを教える。現在、日本アイソトープ協会滝沢村医療用放射性廃棄物
処理工場の村委監視委員(1988.5から)、不登校や引きこもりの若者のNPO施設「ポ
ランの広場」理事。 2005年2月に「三陸の海を放射能から守る岩手の会」を設立し、
世話人を務める。
【三陸の海を放射能から守る岩手の会のこれまでの主な活動】
・2005年10月 岩手県議会へ提出した「三陸の海を放射能汚染から守る請願」が議員
全員一致で採択される。
・2007年11月 国(経産省、環境省、農水省)へ全国署名「海に空に放射能を流さな
いで」を92387筆提出(追加1月提出計106314筆)
・2008年10月 岩手県議会へ「岩手県を六ヶ所再処理工場の放射能汚染から守ること
についての請願」を提出。中身は高レベル廃液が環境に漏れ出さないように安全管理
の徹底を求めている。これは4:4の同数になり委員長裁決で不採択。
・2010年1月 総理大臣(内閣府)へ全国署名「海に空にこれ以上放射能汚染を広げ
ないよう再処理工場の稼働凍結を求める署名」を提出(95492筆)
(以上、告知文転載)