「第4回仙台国際音楽コンクール ヴァイオリン部門 予選」を土日の二日間聴いてきました。3日間に35人のコンペティターが技を競い合います。前の予選はピアノ伴奏でヴァイオリンを弾いていましたが、今回はオーケストラの伴奏ですから、聴き応えも充分です。
課題曲はモーツァルトのヴァイオリン協奏曲ト長調k216,ニ長調k218,イ長調k219のそれぞれ全楽章の三曲。土曜日に午後から聴いたら、良かったので、日曜日は朝から午後5時頃まで聴いていました。普通のコンサートに比べて緊張感が漂いますね。そういう意味じゃ普通のコンサートとは全く違う。土曜日は山形交響楽団、日曜日は仙台フィルハーモニー管弦楽団の室内オーケストラ、指揮者は途中で入れ替わってのそれぞれ二人ずつ。オーケストラのメンバーも入れ替わっているようでした。コンペティターの技術もさることながら、好きな人には指揮者とかメンバーの入れ替わりによる音の違いなども楽しめまるのではないでしょうか。指揮の仕方は個性がでますね。
そういえば、土曜日は思いがけないハプニングがありました。
演奏が終わって出口をでたときに、若い女性が走ってきて私にすがりつきます。何事かと思ったのですが、なんでも、あるコンサートで知りあった男性と某地下鉄駅近くの喫茶店でお茶を飲んだらしい、その男性と風貌がものすごく似ているので呼び止めました(つかまえた?)との由。私ではなかったので残念ながら否定せざるを得ませんでした。
が、心中はさまざまな思いが想起していましたね。一番大きなものはというと「そんな悪いやつがいるんかぁ!」だった気がしたなぁ、忘れたけど・・・。
「あ、そうです」といったらどうなったのかなぁなどという思いもそこら辺をしばらく漂っていましたね。今でもいるのかな・・・?
取りすがり、顔を仰ぎ見るようなつぶらな瞳はなかなか出会えることもありません・・・遠い昔に一度や二度あったようななかったような・・・それともあれは映画やテレビのワンシーンだったのか・・・健忘症の脳にはどうでもいいことだけど・・・。
ま、そうんなこんなでクラシックなできごとでした!?・・・。