週刊文春に安倍と易経についての記事があったのでびっくり

連休前の週刊文春に安倍と易経についての記事があったのでびっくり。僕の昨今のテーマとシンクロしちゃいましたね。

とはいえ、実は天下国家と易経は実に相性はいいのです。儒教の必須科目四書五経にしっかりと易経は入っています。易占をするのは、君子のたしなみでもあるんですね。

有名なところでは、今上天皇の幼名「継宮明仁(つぐのみやあきひと)」は、 易経の卦、 「離為火(りいか)」の象伝からお名前が取られています。元号なんかも、「明治」は『易経』の「聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)いて治む」という言葉の「明」と「治」をとって名付けられました。「大正」も『易経』の「大亨は以って正天の道なり」からとられています。

ちなみに、「昭和」は『書経』「百姓昭明、協和万邦」、「平成」は史記および書経の「内平かに外成る(史記)地平かに天成る(書経)」からとられたとのことです。

このように、易は天下国家などの大きな事案に向くのであって、森友学園事件の解決などには全く役に立ちませんからね。お間違いなく、というところでしょうか。

原一男監督のドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、神軍」を易でひも解く

「真空地帯」「水木しげるの戦争」と、戦争の不条理を語っています。先の戦争で200万人以上の日本兵士が死んだが、ほとんどは餓死であると事あるごとに述べていますが、そのことの極め付けとして敬愛する原一男監督のドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、神軍」を語らなければならないでしょう。

wikipedia によれば、映画の主人公にあたる、奥崎謙三は、かつて自らが所属した独立工兵隊第36連隊のウェワク残留隊で、隊長による部下射殺事件があったことを知り、殺害された二人の兵士の親族とともに、処刑に関与したとされる元隊員たちを訪ねて真相を追い求める。元隊員たちは容易に口を開かないが、奥崎は時に暴力をふるいながら証言を引き出し、ある元上官が処刑命令を下したと結論づける。

僕が言及するのは、映画の最初の部分で犠牲者の妹さんが易占を基に犠牲者の死んだ状況を占う場面についてです。この時の卦は「火雷噬? -からいぜいごう」。この卦が暴く、独立工兵隊第36連隊のウェワク残留隊の闇を解説してみます。

ビデオに映画の一部分が参照されますが、オリジナルの1/30部分を取り出したもので、オリジナルとは異なりますのでその旨ご留意ください。

戦争に参加した兵士らのトラウマがかなりのものであることは、最近では広く知られるところではありますが、僕らの両親は、そのようなそぶりを見せることはありませんでした。実際には、たくさんの戦争経験者が、闇を持ち、人に語ることもなくあの世に闇とともに去っていたことに、いまさらながら気づき、驚いている次第であります。

サイコロと下記の吉凶一覧表を携帯すれば、どこでも好きなところで易占ができますよ。

日本を壊滅するのに核ミサイルはいらない

日本を壊滅するのに核ミサイルはいらない、50有余ある原発施設のうち三基以上を破壊すればよい。

これは、日本以外での常識で、もちろん在日米軍等も壊滅した日本を前提の作戦が存在するだろうと思われる。

では、原発施設がミサイルに被弾された場合、どのようになるのだろうか。マスコミが避けているこの問題は、実は国会でしっかりと質疑されていた。

サリン弾頭は報道しても原発の被弾はマスコミの記事やテレビの話題になることはない。また、北朝鮮の弾道ミサイルに安倍政権“退避マニュアル”が話題になっても、原発の被弾が話題になることもない。日本のマスコミがいかに安倍を忖度し続けているのか、情けないことこの上ない。

映画「三丁目の夕日’64」について再考

今日、たまたま5年前の自分のブログを読み返す機会があった。映画「三丁目の夕日’64」の感想だつたのだが、男女の出会いに触れた箇所があった。

@@@映画では、男女のカップルが三組登場します。子供が生まれます。茶川のお父さんが死にます。その中でさまざまな情景が映しだされるわけです。私の琴線にふれた箇所は二カ所。堀北真希と森山未来の最初の病院での出会いのシーン。うでに怪我した堀北に森山が、「キズは残るが、勲章のようなキズだ」と評価する場面が一つ。もう一つは、茶川が息子のようにかわいがっていた古行淳之介を家から追い出すシーンです。

男女の出会いは一瞬で決まるような気がします。「キズは残るが、勲章のようなキズだ」という言葉をきっかけに堀北は森山に恋をするわけですが、それすらもある種の理屈です。堀北が恋をしたのは、そのうでに手当をした森山の掌の感触かもしれないし、そのときの眼差しかもしれません。出会ったときの瞳だったかもしれません。いずれにせよ、表現できないもの、しかしながら「何か」が堀北の心をゆさぶったわけです。森山も堀北の「何か」に心を揺さぶられたわけです。二人の行く手に迷いが生じた中で、堀北は、その「何か」を信じ、すべてを賭けたのですが。そこに私は涙しましたね。@@@

続いて、先日のサイコロ占いで、男女について述べた箇所

@@@例えば、ある人を好きになったとしよう。顔が好みとか、背が高いとか、気持ちが優しいとか言いがちだが、それは後だしジャンケンのようなものでしかない。過激な言い方をすれば、出会う前から好きだったというのが真実である。@@@

見事にぶれていませんね。しかも、進化している。この5年間で、より簡潔に、かつ直感的になっています。

以上、自画自賛してみました。5年前のブログですが、読み返すとなかなかいいことを言ってます。興味のある方は是非ご覧ください。

ALWAYS 三丁目の夕陽 ’64