赤色エレジー 福士正一 あがた森魚 右岸の羊座ライブ

福士正一 あがた森魚 左岸から右岸への漂流 右岸の羊座ライブ いって参りました。良かったですね。座った席が真ん前、というか、真下でした。おかげさまで、なかなか良い動画が撮影できましたのでご紹介します。

関連した動画もありますので、興味のある方は是非ご鑑賞してみてください。

http://www.youtube.com/user/kuranaka

撮影に使用したのは、デジカメ普及型のオリンパスfe-4020ですが、なかなかよい画像なので満足です。投稿動画はすべてストレートで、編集などは一切しておりません。結果、一発取りの緊張感がでていると思うのですが、いかがでしょうか?

また、静止画像の方はこちらにご用意してますので、興味のある方はリンクを辿ってみてください。

動画の最後の方に紹介されていた、「深夜食堂」と同じメニューでの打ち上げにも参加させていただきましたが、おいしかったです。

チャップリン映画サーカスのタイムトラベラー

先ほど近くのセブンイレブンで立ち読みした写真誌フライデーにチャップリンのタイムトラベラーの記事がありましたので、早速youtubeを検索したところ見つけましたのでご紹介。

投稿者がチャップリンのDVD「サーカス」を見ていたところ、背景を歩いている不振なおばさんを見つけました。どう見ても携帯電話で話ながら歩いているとしか見えません。これはタイムトラベラーに違いないと言うことで、youtubeに投稿したということです。2分38秒以降にご注目ください。

 

秋の夜長、チャップリン映画でタイムトラベルに思いを馳せるのも一興かな。

尖閣沖中国漁船衝突ビデオby sengoku38

sengoku38、通称仙石サンバビデオによる尖閣沖中国漁船衝突ビデオ全6巻はすでにユーチューブより削除されています。しばらくは拡散&保存用のビデオがアップ去れ続けるものと思われます。予想以上に臨場感のあるビデオで、現場の緊迫感が伝わってきたな。ドキュメンタリーの力は偉大だ。

折しも、昨夜7時半よりNHKテレビ、クローズアップ現代でウィキリークの特集をしておりました。かなり衝撃的な内容で記憶に残ったところに翌日が、この流出ビデオ騒ぎです。

情報管理、危機管理がずさんだという議論もあるが、クローズアップ現代を見る限り、アメリカ国防省関連の機密情報が大量にリークされている現状などを勘案しても、的はずれな議論とも言える。もはや、流出しない機密などあり得ないと考えるのがいいのかもしれないな。言い換えれば、流出してまずい機密などいらないのではないか。

話は代わりますが、インターネット上では、先日は民主党の小沢氏が既存のメディアではない、インターネット動画にて生出演するということがあり、メディアを騒がせています。

インターネットが、日常になるにつれ、いままでの大量生産、大量販売を軸とした新聞、テレビ、ラジオの既存メディアが力をなくし始めている象徴的な事件といえるのかもしれません。

「由らしむ可し、知らしむ可からず」が当たり前の権力(マスコミも含む)が瓦解しはじめています。社会が不安定になっていくものと思われますが、落ち着いて冷静に見守っていきましょう。

9・11の標的をつくった男  天才と差別―建築家ミノル・ヤマサキの生涯

9・11の標的をつくった男  天才と差別―建築家ミノル・ヤマサキの生涯は、9.11の標的ワールドトレーディングセンターを建築した日系アメリカ人の詳細なドキュメンタリーです。なかなかの大作でページ数も多いので熟読はできず、流し読みで終わらせました。本のタイトルが良いですね。

まさにアメリカを体現したドキュメンタリーになっていると思います。アメリカのどこを切っても、おなじような内容になるのではないでしょうか。ミノル・ヤマサキの建築スタイル、作品で中東との関連性を披露されています。若干の意味合いを持たせていますが、ミノル・ヤマサキと中東との関連が特に深いというふうに取るよりは、アメリカと中東との関連が深いというに解釈すべきだと思います。そういった意味で、ミノル・ヤマサキは現在のアメリカをそのまま体現したといえるのではないでしょうか。

エピローグにての著者の次の文章が心に残ります。

9・11が再びめぐって来る。現場では、例年のように犠牲者たちを悼む追悼式が行われる。しかし、そこには、ミノルが情熱を捧げたWTCの面影はない。貿易を通じて弱小国にもフェアに世界平和をもたらそうという目的でミノルが建て、しかしその目的とは裏腹に、弱小国を搾取して利益を吸い上げる大企業の富とグローバリズムの象徴になったWTCは、もうなかった。

あれから、でっち上げの疑惑で湾岸戦争をおこし、石油や資源を高騰化させ、詐欺まがいの金融政策でリーマンショックをおこし、いまや、ドルの垂れ流しで世界をドル漬けにしながら、それでも暴利をむさぼり続けるアメリカ。正義と公平さの主張の向こうには、常に強者のみの世界観が横たわる国。すべての富を奪い取るということはどういう事なのだろうか、壮大なパワーゲームのいく末をいま世界が経験させられようとしているのだ。