海外サーバーの利用について #3

3iX, hostmonster、いずれのサーバーも、管理はcpanelという管理画面で行います。言語も日本語が選べます。途中で変更することも可能です。

サポートですが、いずれもサブジェクトごとにチケットを発行してもらってやりとりをすることになります。いずれも早い対応で、問題はありませんでした。せっかちな人には、チャットサービスがお薦めです。もちろん、英語を使わなければなりませんが、会話をするわけではなくて、メール/筆談でのやりとりなので、グーグル翻訳を介すれば問題はないのではないでしょうか。

さて、画像サーバーが一段落したあとに、商用サーバーの設置をすることになるのですが、SSL認証が問題です。日本では低価格で3万円台からですか。hostmonsterでは、75ドル(専用ipアドレスを固定するのに30ドル/年、SSL認証が45ドル年)とかなり安くなります。そして、3iXでは、共用ssl認証になるのですが、なんと無料です。これは得した気持ちでしたね。早速Zen Cart日本語版をインストールして運用してみたのですが、特に問題はなく稼働しています。興味のある方はhttp://johmon.info/bunkazakka/(名前が安直ですいません)をチェックしてみてください。「海外サーバーの利用について #1#2」で説明したように3iXは帯域幅が狭くてアクセスに難があると述べましたが、どの程度かもチェックできると思います。また、ZenCartは共有SSLには向いていないとの話もネット上で散見されますが、3iXでは特に問題はないようです。

ちなみに、商用サーバーとして、管理画面からすぐにインストールできる無料CMSは、ホストモンスターでは、Magento, Zen Cart, Os Commerce, Cube Cart, AgoraCart。3iXでは Cube Cart, Os Commerce, Zen Cartとなっています。ただし、すべて英語仕様が標準となっています。最近はutf-8使用の他言語化がすすんでいますので、日本語も使えるものが多いと思いますが、やはり日本語化しているものをインストールした方がいいでしょうね。時間があれば、Magentoをもっと勉強してみたいですね。インストールは3iXhostmonsterいずれも問題なくできました。

余談ですが、実験で、3iXにMagentoをインストールして、共有SSLを使えるようにし、データベースをホストモンスターにおいたサーバーと連結させてみたら、なんと、動きました。ただし、非常に遅いので使うのは断念しましたが・・・。

WordPressを使用する方には、補足になると思いますが、先日、ショップを経営されている方に、WordPressを使えるようにサーバー選択からインストールを指導する機会がありました。その後の商用サーバー構築も視野に入れて、3iXサーバーにWordPressの最新版3.0.1-jpをインストールしたのですが、うまく作動しませんでした。管理画面から指定のWordPressのバージョンを確認したところ2.9.xでした。また、知り合いの3iXサーバーの利用者に電話してみると、3.0.1-jpにupdateしてから調子が悪くなったとのこと。以前のバージョンでも夕方は調子が悪かったと言うことでした。どうやらWordPressと3iXの相性は今のところよくないようです。

そういうことだったので、指導した方には、急遽ホストモンスターに契約していただいてWordPressを使うようにしてもらいました。逆にホストモンスターとWordPressが非常に相性がよいということの再確認にもなりました。ネット上でも有名らしいですね。

以上の出来事があったため、ホストモンスターは少し見直しました。他のレンタルサーバーへの移転も考慮していたのですが、とりあえずは延長することにしました。

海外サーバーの利用について #2

レンタルサーバー以前の自宅サーバーですが、これは何に使っていたのかというと画像サーバーがメインです。販売商品をさまざまなマーケットプレイスに出品するにあたっての画像(ほとんどがjpgファイル)をここに持っていたわけです。容量は10ギガぐらいでしょうか。20ギガはいかない程度でしょうか。

そういった中で決めたのが、hostmonsterです。評判もよく、なんといっても容量無制限に魅せられましたね。

ところが、画像ファイルを転送したところで、すぐに次のようなメールが届きます。

Dear xxx:

It has come to our attention that your site is using an excessive number of files stored on yourHostMonster.Com account. This is causing performance problems on your website as well as for other customers that are on this server. It can cause our servers to crash and cause additional downtime.

Our research shows that server performance degrades when accounts have over 50,000 files.  In order to ensure optimal performance for your account and the others in your shared hosting environment, we request that you reduce the number of files on your account to under 50,000 in 14 days.

Your account information:

zzzzzzzzzzzzz….

We offer unlimited space, bandwidth, and domains, but not in an unlimited number of files. We cannot maintain our internal backups for sites that host more than 50,000 files.

zzzzzzzzz…

Per conditions stated in the Terms of Service, this issue needs to be resolved:
http://www.hostmonster.com/cgi/terms
zzzzzzz…

We offer unlimited space, bandwidth, and domains, but not in an unlimited number of files. We cannot maintain our internal backups for sites that host more than 50,000 files.

zzzzzzzzz….

最後の部分が大事なところで、「無制限の容量、転送容量、ドメインだといっているがファイル数は無制限ではない、50,000ファイル以内に制限してある・・・」ということです。契約条件には書いてあるとのことですが、小さな字で契約書に書いてあっても読まないですよね。宣伝文句には一切ないわけですから。偉大なアメリカ精神を学んだというところでしょうか。インディアンの気持ち、近いところではイラクの気持ちがよくわかりました。それがアメリカの正義なんです。これはこれとして、よい経験として先に進みましょう。

さて、解決策としては、容量を多くするために料金を支払うということが考えられますが、追加料金よりも安いサーバーがあったので、そこにしました。それが3iXです。なんと月1ドル、年間で12ドル。日本円ですと1000円にならないくらいです。もちろん、ホストモンスターに比べると制限だらけ、ドメイン(別途用意しなければならない)は一つだけしか使えない。SQLサーバーは2個までしか使えないなどなど、かなり窮屈ですが、ファイル制限はない(容量制限は40ギガバイト)ので、画像サーバーにはもってこいのレンタルサーバーなんですね。ただし、注意すべき問題点もありまして、3iXは帯域幅が狭いので不安定なときが時々あります。日本時間の夕方あたりは特に不安定ですね。使えないわけではないのですが、ホストモンスターに比べると狭い。そこんとこは注意しなければなりません。

結果的には、両方のサーバーが私には必要でしたので、どちらもお薦めです。どちらか一つといわれたらホストモンスターでしょうか、使い勝手がいいですからね。

というところで、つづきは「海外サーバーの利用について #3」へ。海外サーバー検討されている方は是非読んでください。

海外サーバーの利用について #1

海外サーバーを利用するようになってから、もうすぐ一年。もちろん、このブログも海外サーバー上で運用しています。

では、その前はどうしていたのかというと、直前はダイナミックipアドレスを使用した自宅サーバーです。これは2002~2003年頃からでしょうか。Redhat linux9のosで運用していました。

そもそもは、nttが低料金で固定ipアドレスで常時回線を開始したときに、NECのpc9821にfreeBSDのosを乗せてwebの世界にデビューしたのですが、これは1990年代半ば頃でしょうか。低料金とはいってもたしか、月10万円の利用料金だったと思います。それまでは、月50万円から200万円ぐらいの利用料金で、かなりの企業でなければ利用できなかったわけですから、月10万円は格安料金だったわけです。回線速度はisdn64の2回線分の128kでした。web遍歴としてなかなかおもしろい話がたくさんあるのですが、それはまた別の機会にしましょう。

さて、去年の今頃ですが、知人が会社案内用のWebをつくろうとしたときに値段の相場を調べて欲しいと依頼されたので調査してみると、時代はかなり変わっていて、ドメイン利用料金がcomで千円前後、レンタルサーバーもかなり安くなっていました。レンタルサーバーに関しては、内容的に子細に調べてみると海外サーバー(USA)が圧倒的に安い。

ということで、自宅サーバーからレンタルサーバーに鞍替えしたのが去年。あっという間に一年が経過しようとしています。ここら辺で、海外サーバーの評価というか、使い心地をまとめておくことにしましょう。

因みに、利用しているサーバーはホストモンスター3iXです。まったく違ったタイプのサーバといえますが、実はどちらにも満足しています。なぜ2つのサーバーなのかも含めて、次回、「海外サーバー#2」編にて経緯などをご案内しましょう。

アファリエイトについて

アフィリエイトを始めてから(主要ASPに登録してから)3ヶ月経ちますので、若干のまとめをしておこうとおもいます。とはいつても、成果というか、報酬はまだいただいていません。
したがいまして、今回は、アフィリエイトとはなんぞや?という説明をしてみようとおもいます。

収入が発生したら、また、その旨ご報告はさせていただきます。

まずは、参考書にしているできる100ワザ アフィリエイト―ホームページでがっちり稼ぐ実践ノウハウ (できる100ワザシリーズ)の最初の1ページを読んでもらった方がよいでしょう。以下参照下さい。

アフィリエイトってなに?

アフィリエイトとは
「白分のホームページでビジネス」と言うと、とてもたいへんなことのように聞こえますが、ホームページをもっている人であれば、誰でも簡単に始められるのが「アフィリエイトプログラム」です。単に「アフィリエイト」または「成果報酬型インターネット広告」とも呼ばれまず。
ホームページの運営者がECサイト(オンラインショップ)と提携して自分のホームページに広告を貼り、ホームページの訪間者がその広告をクリックしてECサイトを訪れて買い物をすると、そのホームページの運営者は、購入金額に応じた報酬をもらえるというしくみです。

ECサイトと提携をするには、 ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)と呼ばれる専門の事業者を利用するのが一般的です。ASPは、ECサイトとホームページ運営者の提携を仲介するサービスで、ASPに登録すると、アフィリエイトプログラムを実施しているECサイトの一覧を見ることができます。その中がら気に入ったECサイトがあれば提携申請を行い、無事に承認されれば、用意されているバナー広告やテキスト、商品画像を使って、自分のホームページにアフィリエイトのリンクを張るごとができます。

ValueCommerceやA8∩etなど、いくつがのASPがありますが、いずれも登録無料で会費も不要なので、まずはいくつがのASPに登録してみる入が多いようです。

ということで、わたしが申し込んだASPは、バリューコマースA8.netアフィリエイトB
リンクシェア・ジャパンの4社。順番は扱い量の多い順です。リンクをたどれば、詳細がわかりますので、ご参照下さい。また、サイドバーにバナーを張っておきましたのでご利用下さい。

インターネット広告は、すでにラジオ広告を上回っており、順次そのほかのメディア広告を上回ることになるでしょう。来るべき未来がどのようになるのかの参考にも、アフィリエイトに参加してみる価値はあるのかもしれませんね。

ソーシャル・ウェブ入門/滑川海彦

ソーシャル・ウェブ入門 Google, mixi, ブログ・・・新しいWeb世界の歩き方読みました。ソーシャルという切り口はいいと思います。

その中でソーシャル・ブックマーク・サービス(SBM)についてまとめた箇所があるので、それをご紹介します。

ソーシャルブックマークというのはウェブ上でブックマーク(お気に入り)を共有や管理できるウェブサービスですが、、実は今日、WordPressにソーシャルブックマークの追加ボタン/アイコンを設置するプラグインを導入したところです。タイトルの下に並んでいるかわいいアイコンをクリックして利用します。いい機会なので、利用いただければと思います。

もう一度簡単にソーシャルブックマークの利用の流れを確認してみたい。

  • 自分の気に入った記事をブックマークする→
  • その記事の他のユーザーによるブックマーク数を見る→
  • その記事の投稿履歴ページを見る→
  • 投稿したユーザーのページを見る→
  • 参考になりそうなら自分のnetworkに登録する→
  • ときどきnetworkをチェックする

これで自分が過去に見た記事をいつでも自由に引き出して再利用できるだけでなく、自分と関心・趣味が同じユーザーによる記事を常時フォローすることができる。さらに「友だちの友だち」を辿って情報収集ネットワークを簡単に広げていくことができるのだ。

自分ひとりで記事をブックマークするのに比べて何倍も効率よく情報収集ができ、自分とは違った視点で集めた記事を見るのも参考になる。
特に自分が不案内な分野の情報を素早く集めたい場合、ソーシャルブックマークは強力なッールになる。

検索ボックスから大雑把なキーワードで記事を探し、関連のありそうな記事の投稿者のブックマークページをかたっぱしから見ていくと、そのうち間題の分野を主な関心テーマにしているユーザー、いわばその分野の専門家が見つかる。

そういう専門家を探したら、その専門家が購読している他のユーザー(deLicio.usの場合network)を開けばさらに別の専門家が見つかる。たくさんのユーザーからnetworkに入れられているユーザーはその分野での評価が高いだろうと推定できる。

ソーシャルサービスの基本法則「群集の英知」を利用して、おおざっぱながら素早く価値判断もできる。

発見した記事の多くはRSSなどによる記事配信をしているので、これを購読するとさらに情報収集の効率が上がる。
このフィード購読には各種フィードリーダーを利用するのが便利だが、これは後で触れる。