無謀な作戦「インパール作戦」

北朝鮮とアメリカ・トランプがきな臭くなっている今日この頃ですが、戦争は嫌ですよね。

今日は、無謀な作戦の代名詞として現代でもしばしば引用される「インパール作戦」をご紹介。
無能な指揮官によって日本軍は無残に負け続けるのですが、どの指揮官も責任を取らないんですね。あきれ果てますが、究極のところ、戦争とはそういうものです。してはいけません。逃げましょう。

Watch video!

ペギー葉山さんを追悼して

昨日ご逝去なされた、ペギー葉山さんの「学生時代」は1964年に発売されて大ヒットをしたが、この曲の作詞作曲は、平岡 精二(ひらおか せいじ)氏。二人は、青山学院の先輩後輩の関係で、モデルはペギー葉山自身、当初曲名は「大学時代」だったが「自分は大学へは行っていないから」と「学生時代」へと改めてもらった。この時にものすごい喧嘩をしたとのことである。

ちなみに、同歌の歌詞中に出てくる「蔦のからまるチャペル」とは、青山学院青山キャンパス内にある国の登録有形文化財のベリーホール内にあるチャールズ・オスカー・ミラー礼拝堂のことである。

二人は、かつては一緒に暮らしていたほどの仲であったが、平岡氏の浮気がもとで別れることになった。この時に平岡氏が「爪(つめ)」を作詞作曲してペギー葉山に捧げたといわれている。1958年の事だが、ペギー葉山がレコードをリリースしたのは8年後の1964年、「学生時代」のリリースと同じ年である。
ペギー葉山が「南国土佐を後にして」でビックヒットを放ち、スターダムを駆け上がったのが1959年だから、二人は、ある意味で、純な恋人時代を持てたと類推される。

「爪(つめ)」は、二人の別れを描いた曲だが、”爪を噛む癖”は実はペギー葉山の癖だそうです。
さて、別れた後も平岡 精二氏はペギー葉山の事を気にかけ続けていたそうで、同じ年に作られた曲「あいつ」は、よりを戻すために、「旗照夫」に歌わせ、メッセージを送ったといわれています。結局、平岡 精二氏は結婚しないで、1990年に58歳の生涯を終わることになります。
とはいえ、別れて8年後に楽曲レコーディングを一緒にして喧嘩もするわけだから、男女を越えた仲だったのかもしれませんね。「学生時代」の大ヒットの翌年、ペギー葉山は俳優の根上淳氏と結婚して幸せな結婚生活を送ることになります(1998年に根上が糖尿病の合併症から来る脳梗塞で倒れてから2005年に亡くなるまで歌手業の傍ら在宅介護を続けた)。

ということなんですが、「つめ~あいつ~つめ」を歌うペギー葉山の心境はいったいどんなものだったんだろうなとは思いますね。最近話題の昼ドラ「やすらぎの郷」みたいだったんでしょうか。ドラマの中でも、浅丘ルリ子や石坂浩二は楽しそうですもんね。

ということで、「あいつ」の歌詞をここいらに置いておこう。

「あいつ」 平岡精二:作詞・作曲 旗照夫:歌
1.ゆうべあいつに聞いたけど あれから君は独りきり
悪かったのは僕だけど 君のためだとあきらめた
だからあいつに言ったんだ もしも今でも僕だけを
想ってくれているならば 僕に知らせてほしいんだ

2.どんなに君に逢いたくて 眠れぬ夜も幾度か
逢いに行けない今の僕 思い浮かべる君の顔
あいつもゆうべ言っていた 悪かったのはお前だと
あいつに言ってもらいたい 僕を許すとそれだけを

公開書簡とはいったい何だったんだろう。

私が公開書簡の閉鎖を求めているのに対して、該当ページはなくなってはいないので、無視されているということになるのでしょうか。しかしながら、当初見られた、私を名指しで批判する表現がなくなったため、順法的にはなっています。一方で、公開書簡は、一般の方にはよくわからないページになっています(この投稿の最後に引用)。

さて、該当ページがこのように私個人を特定しないようになったので、ここから先、私も先様も特定しないようにさせていただきます。ご了承ください。

私は、某通販業者の代表取締役名をハッキリと特定して公開書簡にもの申していますが、某通販業者からわたくしあてに正面からの反応はありませんでした。ツイッターを通じて、某代表取締役のツィートが、どの程度関係するのかわからないような他人ごとみたいな発言が散見され、また、投稿にたいしてのコメントはありましたが、宛名もないし、自分の名前もありませんでした。質問なのかそうでないのか、他人ごとみたいなコメントには、どのように応えたらいいのか往生しましたが、質問であるならば答えなければならないと思い、失礼のないように宛名をつけて返答はさせていただきました。

いまさらながら、しっかりとお互いの宛名を敬いあうこともなく、意見を伝え合うこともなかった、この公開書簡とはいったい何だったんだろうと思ってしまいます。これも含めてですが、少々述べさせていただくことにしました。

まず、前回の投稿で、郵送させていただいたとお伝えし、内容については頃合いを見てご紹介すると申し上げていた私からの内容証明書ですが、下記の通りでした。

通知書

貴社は、2014年8月に、私の運営するサイト「〇〇〇〇〇」に対して「偽Arduino業者への公開書簡」と題したサイトをインターネット上に作成し、あたかも私が偽Arduino業者であるかのように世界中に喧伝し続けて現在に至っております。
私の運営するサイト「〇〇〇〇〇」で「偽Arduino」販売をしておりませんので、非常に迷惑です。即刻に「偽Arduino業者への公開書簡」を閉鎖して下さい。

平成28年1月12日
△△△△
◇◇私の名◇◇

□□□□
某通販会社代表取締役 XXXX様

ここで、ざっくりと総括をめざして簡単に言えば、某社の行ったことは私に対する「ネットいじめ」となります。

わたくしは、このページにもの申した時点で、この「ネットいじめ」への対応を一つずつ、行うつもりでした。ちなみにwikipedia では以下のように「ネットいじめ」対処法が記されています。

ネットいじめに対する対策としては、刑事上・民事上の責任追及が考えられる。インターネットに書き込まれた時点で、公然性があり、例えば、刑法230条の名誉毀損罪の要件をみたす。名誉棄損罪は名誉の保護と言論の自由の保障の調和の観点より、原則真実を公表しても名誉毀損罪が成立し、230条の2で公共の利益のために真実摘示の必要性を認めたものであるが、政治家等は別として一般人が書き込まれたのであれば230条の2はまず問題とならない。名誉毀損罪は危険犯であり成立しやすいが、親告罪であるため書き込まれた本人の告訴が必要となる。告訴する際の証拠として、書き込まれたファイルを保存し、プリントアウトし日付順に並べて、書き込まれた内容・回数・サイト名が具体的にわかるようにするのも一つの方法である。他に侮辱罪・信用毀損罪・業務妨害罪・脅迫罪・迷惑防止条例などに該当することが考えられるが、この中には親告罪でないものもあるので、書き込まれた本人の告訴がなくても摘発可能なものもある。民事上の責任追及としては、民法710条に基づく損害賠償請求等がある。インターネットに書き込んだ方も起訴されれば、(弁護士・税理士等は登録できないなど)職を失うリスクを負っている。最近では、摘発される事例も増えてきている。[要出典]警視庁の電話相談窓口「ヤングテレホンコーナー」には、近年ネットによるいじめ相談が多くなっている。石川県では2007年1月22日にWEB巡視隊が発足した。

弁護士に頼らずとも、自分でできることをまずやっていくのはそれほど大変なことではありません。具体的には、まずプロバイダーへの該当ページ削除請求から始まりますが、警察には早い段階で相談に行くことになってしまいます。それについては、警察が簡単に動くことはないと思ってはいましたが、確信はもてませんでした。例えば、相談した時期と、ネットいじめで自殺者が出たりして、世間の話題になったりするタイミングが合うようなことで、万が一にも警察が動くということも考えられないこともなく、実にそこが問題でした。

冗談ではなく、将来がある某通販会社とその経営者に、万が一汚点がつくようなことになったら、それはわたくしにとって後悔することになるだろうと、実はとても心配していたのです。

ということで、まずは、警察沙汰にはしないようにしよう。これが一番の優先順位。それから、この会社がいじめをしないようにする。それから、損害賠償を請求するという順位でしょうか。ここ、誤解してもらいたくないのは金を請求するということではないですよ。悪いことをしたら謝る、これは当たり前のことです。若いからすべてが許されるということはありません。

そういったことでいえば、公開書簡ページが当初のものから変わって、警察沙汰がまずは回避されたようなので、とりあえずは一安心しています。

次に、いじめですが、いじめというのは、「よわいものがより弱いもの」に対して行うことです。実際には、いじめるものといじめられるのはどちらも弱者。ここから先は、わたくしの問題以上に、先様の問題でもあるということです。

そして、損害賠償。具体的には謝るということですが、これは難しいだろうな、期待はしていません。とはいえ、放棄したわけではありません。某通販会社が最初に私宛に送った内容証明書と、私が送った内容証明書がその事実を物語っています。

ということで、最後に現在の公開書簡のページを下記に引用しておきましょう。当初のページとこの現在のページ、かなり違っていますが、透かし合わせて見ると、製作者のこころのさまが映し出されてくるというところでしょうか。

最後ですが、すでに何度か言わせてもらっていますが、要(かなめ)の「警告書」が最初から自己崩壊しています。文法的に間違っているので、いくらページ回りを改ざんしても、ここは覆りません。
先方の「警告書」の商品名に「完全互換」とあるので内容証明書の最後で主張している「正規のArduino製品と信じて購入した一般顧客」はいないし、何よりも某通販会社自身、Arduino互換商品を扱っています。
互換商品を扱っている私が偽アルディーノ業者であると喧伝するのは、無理です。
先方様がそれでも追加し続けている登録商標についての詳しい説明ですが、残念ながら今回の公開書簡はそれ以前の文法にまず解決すべき問題があり、それを解決してもなお「ネットいじめ」の問題が残っているのです。

偽Arduino業者への公開書簡

このページには、偽Arduino(Arduino LLCやArduino Srl製ではないが、Arduinoのロゴが付いたArduino互換機)の写真を、販売ページに掲載していた事業者への公開書簡が掲載されていました。
Arduino商標の権利者に相談の上、内容証明郵便で警告書を送ったのですが、受取拒否で返送されてきたためです。
同時期に、他のArduino LLCやArduino Srl製ではないが、Arduinoのロゴが付いたArduino互換機の写真を商品ページに掲載している事業者さん達にも同様の警告書を送りました。多くの事業者さんには、「Arduino」の商標権を侵害しているということについて理解いただき、販売を取りやめていただきました。

警 告 書

貴社が●●●●●●●として販売する商品のArduin
o UNO R3 完全互換 MEGA328P ボード+専用
USBコード セットには、Arduinoの登録商標が
表示されていますが、この商品は正規のArduino製
品ではなく、また同商標の使用方法として許可された方法
でもありません。Arduino製品の設計データは第三
者による使用が許されていますが、同商標の表示は許され
ていません。貴社の行為は、Arduino製品の製造
元、私たち正規代理店の権利を侵害するだけでなく、商標
法に違反する犯罪行為です。貴社においては、直ちに当該
の商品の販売を停止し、在庫を破棄するとともに、これま
でに正規のArduino製品と信じて購入した一般顧客
の損害を回復するよう、強く申し入れます。

平成26年7月30日

□□□□
某通販会社代表取締役 XXXX様

その後、公開書簡の宛先となっていた事業者さんからもお返事をいただきました。特定の法人や個人の糾弾が目的ではありませんので、以前のページに含まれていた宛名など、事業者を特定できる情報を削除しました。

多くの誤解があるようですので、「偽Arduino」と「Arduino互換機」の違いや、関連知識を記しておきたいと思います。

  • Arduinoは、日本国内においてはArduino SRL社(イタリア)の登録商標です。
    これについて詳しくは、Arduinoの内部分裂についてに記してあります。
  • Arduinoの設計は公開されていて、誰でも製造販売することが許されています。しかし、それをArduinoと呼ぶ事、あるいはArduinoのロゴを表示する事は許されていません。
  • 互換品には、それが本物のArduinoだと誤解されないような名前をつける必要があります(一般論)。さもないと、商標権侵害になります。
    これらついて詳しくは、arduino logo trademark等を参照してください。

つまり、公開されているArduinoの設計を使うなどし、互換品を作れば互換機です。一方、許諾されていない状態で、それをArduinoと呼んだり、Arduinoのロゴを表示すれば、それは偽商品です。

次に、なぜ私たちが、Arduinoに代わり、Arduinoの権利を日本国内で主張しているのかを説明したいと思います。

私たちは、Arduinoや他のオープンソースハードウェアを輸入したり、開発・製造・販売をしている事業者ですが、ユーザーでもあります。もともと、スイッチサイエンスは、社長が自分でArduinoを買うついでに、他の人の分も共同で輸入するところからはじまりました。スイッチサイエンスは、オープンソースでご飯をいただいていますが、オープンソースを愛してもいます。

回路図やソースコードが公開されていると、様々な人がプロジェクトに参加してくれたり、ソースを見つつプロジェクトの成果物を利用してくれます。しかし一方で、ソースの公開は、開発コストをかけずにコピー製品を作るということを容易にしてしまいます。コピー製品のほうが開発コストがかかっていませんので、値段を下げて値段で勝負することが容易です。こうして、コピー製品が売れても開発者の手には報酬が渡りません。ユーザーにとっては安価に同じものを手に入れることができて短期的には幸せなのかもしれませんが、開発者にとって幸せなことでないのは明らかです。コピー商品が出回るということは、結果的にオープンソース界隈の衰退に繋がるのではないでしょうか。

こういった話よりも、偽Arduinoの良くないところはもっと明確です。さきほども記したように、「Arduinoの設計は公開されていて、誰でも製造販売することが許されています。しかし、それをArduinoと呼ぶ事、あるいはArduinoのロゴを表示する事は許されていません。」なぜ権利者の弁護士から上記の警告書が直接送られないのかと言えば、それは権利者にとってお金がかかる面倒なことだからです。

前の投稿へのコメントいただきました。ありがとうございます。

金本様

コメントありがとうございます。

結局、販売されている貴社がArduino互換機にはロゴが入ってるのでしょうか?入っていないのでしょうか?
入っているのであれば商標権の侵害ではないのでしょうか?
そこを明確にすれば良いのではないでしょうか

先日、金本様のツィッターでのツィートで感じたのは、私に対してのメッセージなのか、他のギャラリーに対してのコメントなのかよくわからなかったことです。ツィッター関連の書籍(ツイッター 140文字が世界を変える/コグレマサト+いしたにまさき著)をさらさらと読んでみたら、それがツィッターの距離感と書かれていました。

さて、今回の投稿への金本様のコメントですが、ツィッターと同じような距離感が感じられました。それが時代なんでしょうかね。わたくしは、古い人間なもので、どうしてもハッキリと対峙したいところですが、どうにも・・・、当事者は誰なのかと疑問に思ってしまいます。

とはいえ、コメントに素直に答えますと、ロゴは入っていません。というか、それが前提でなければ、これまでの話が通じないでしょう。

実は、今朝、スイッチサイエンス社金本様に電話をかけました。海外出張とのことで、先のコメントの距離感もそれが原因なのかななどと思ってもみました。旅先のお忙しい中でのコメント、重ねて御礼申し上げます。明日には帰国しているとのことでしたが、スイッチサイエンス社には来ないだろうというので、「電話番号などうかがえないですよね」と問いかけてみましたが、電話に出た方も、「私も知らないんですよ」ということでした。その方のアドバイスは「メールやツィッターでメッセージをいれてもらえれば」ということだったので、このように続けさせてもらうことにしました。

電話を入れた理由は他でもありません、こちらから内容証明書を差し上げる予定だったからです。先に「電話をするなり、手紙を書いてみるなりするのが一般的な作法ではないでしょうか」と言わせてもらったこともあり、電話を入れさせていただいたのです。文書を何度か通じてよりも、電話で話した方が速いことが多いと思いますしね。しかし、なかなか電話では連絡を取れないということだったので、メッセージの意味も含めて内容証明書を送付されていただきました。そういったことだったので、内容はできるだけ柔らかく配慮させていただきました。是非ご覧ください。頃合いを見計らって、ブログでも紹介させていただく予定です。

以上、取り急ぎ、コメントへのお答えまで。

2016/1/5付公開書簡の反論に過分にも反応してもらいました。公開書簡サイトの閉鎖をお願い申し上げます。

スイッチサイエンス社の社長釜本さまの誠実な人柄ゆえなのでしょうね。TWITTERでもたくさんつぶやいてもらいました。ありがとうございます。

さて、「偽Arduino「疑惑」問題について追記。1年半後に反論してもらえると思わなかったよ!」とのツィートがありましたが、まさにそこが問題なのです。

誤解してもらいたくないのですが、スイッチサイエンス社にも社長釜本さまにも、今後ますますのご発展を祈念するもので、恨みとそんなものは全くありません。反論もできればしたくなかったのです。しかしながら、私を一方的に「偽アルディーノ業者」と決めつける公開書簡には、非常に迷惑しております。即刻にサイトを閉鎖するようここにはっきりとお願いもうしあげます。

いまでもわからないのは、配達証明書で送付された警告文が、何を目的としていたかなのです。警告文を読む限り、そのほとんどが達成されていた、つまり「 当該商品ページがこう変わった。USBケーブルでロゴを隠している。」というようにロゴのある写真をすでに掲載していない。そもそも警告文にも書かれているとおり「Arduino UNO R3 完全互換 MEGA328P ボード+専用USBコード セット」を販売していたわけですから、「これまでに正規のArduino製品と信じて購入した一般顧客」は一人もおらず、損害を訴えた人もいないわけです。つまり、釜本様が「損害を回復するよう、強く申し入れ」ることなど元々必要なかったわけです。

そういう状態であるにも関わらず、「偽Arduino業者への公開書簡」として私宛のものがインターネット上に公開され続けていた。これは、明らかに意味のないことですので、公開書簡サイトの閉鎖をお願いしているわけです。

実は、お願いするまでもなく、いつかはなくなるだろうと思っていました。なぜなら、この公開書簡は、スイッチサイエンス社にも社長釜本さまにもあまり益を与えるようなものではなかったからです。むしろ、害があるといった方がよいでしょう。そういった公開書簡をいつまでも晒しておくことなどあり得ないとおもっていたのです。

私から見ても、スイッチサイエンス社も社長釜本さまにも、今後ますますのご発展が見込まれます。上場の話もでてくるでしょうし、スティーブ・ジョブスも抜く大経営者になることも決して夢ではありません。そこにこの公開書簡は、あまり絵にはならない、むしろ醜悪な一文になるおそれがあると言えるでしょう。また、この公開書簡のサイトを読む限り、私を「偽アルディーノ業者」と呼ぶには無理があります。名誉棄損になるなどは思ってもいなかったのでしょうが、再考を勧めます。私としても、非常に迷惑していることをお伝えします。

また、今後も発展をしてゆくべきスイッチサイエンス社が、「偽アルディーノ業者」相手に論理が破綻している文書をインターネット上に曝し続けているというのは、絵にはなりません。 今現在は違っていても、将来この文書を精査するのは、公認会計士や弁護士などの方々です。そういった専門家にこの文書はどう映るか、そこのところをよく考えてください。

翻って、私にとってこの公開文書はどうなのかというと、どちらかといえば釜本さまほどの痛手にはならないと思います。ここのところは深くは語りませんが、聡明な釜本様なら十分に理解してくれることでしょう。

もう一度いいますが、反論はしたくない。するつもりもなかった。これからもするつもりはない。そして、意味のない公開書簡は即刻閉鎖しましょう。これは双方の為なのです。

例えば、現在の公開書簡サイトの運営についてですが、公開書簡のサイトで「上記のリンクのうち、web.archive.orgへのリンクが切れている可能性があります。 現在の商品ページはこれです。」の部分は、「その後」に持っていくべきでしょう。でなければ、公開書簡が任意に訂正できるということになります。

同じように「偽Arduino業者への公開書簡/(改行)1.2014年7月下旬、 こういう偽Arduinoが売られていた。」の部分が「2014年7月下旬、 こういう偽Arduinoが売られていた。商品名は「Arduino完全互換…」となっていて、グレーだけど必ずしも商標権侵害ではない。商品写真に写った製品には、Arduinoロゴが表示されているが、これは本物のArduinoではない。この写真を商品として掲載していること、またこの購入するとこの見た目の商品が届くのであればそのことが、商標権の侵害です。」と大幅に改変されていましたが、これも「その後」にもっていくべきものでしょう。

また、先ほどは論点がずれるのではと言及しませんでしたが、「偽Arduino「疑惑」問題について追記。1年半後に反論してもらえると思わなかったよ!」とのツィートですが、この問題に「疑惑」がいつの間にかつくようになっていましたね。「疑惑」の段階で「偽Arduino業者への公開書簡」が晒されたということになるのでしょうか。先ほどの改変された「グレーだけど必ずしも商標権侵害ではない」と一歩下がったような表現とともに、慎重な言葉遣いを要求したいところです。

後だしジャンケンではありませんが、こういう改変、加筆や追加が続きますと、ますますサイト並びに釜本様の信頼性は失われていくのではないでしょうか。

「その後」を追加してまで、言いたいことがあるのは分ります。しかし、警告書よりも長くなるのはこのサイト「偽アルディーノ業者への公開書簡」の価値をさらに下げてしまうことになるのではないでしょうか。多くを語れば、多くの突っ込みを相手に与えることにもなります。そして、何よりも大事なのは、公開書簡を観る方々がどのような感想を持つかなのです。日本人の心証としては、後だしじゃんけんをしたり、多くを語る人はあまり好まれないように思います。そのようにしてまで公開書簡を延命する必要はないと思いますがいかがでしょう。

私としても、一方的に「偽アルディーノ業者」と決めつける公開書簡には、非常に迷惑しておりますので、即刻にサイトを閉鎖するよう改めてお願いもうしあげます。