映画「真空地帯」軍隊内部を赤裸々に描写

今回、ご紹介するのは映画「真空地帯」。終戦後まもなくの映画のため、事実をリアルに踏襲した映画となっています。いまとなっては、色々な意味で作ることのできない戦争映画です。

戦争とは合法的な集団的「人殺し」です。軍隊とは「人殺し集団」に他なりません。人を殺すという事は一線を越えることで、人でなしになることです。

軍隊、つまり、人でなし集団とは一体どんなものなのか、それをこの映画は教えてくれます。先にご案内した、「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~ 」もそうです。

さまざまな手段で、戦争を美化する方々が居ますが、信用してはなりません。元々美しくないものを敢えて美しいと嘘を付くのですから、動機はロクなもんじゃありません。

何度も言っていますが、日本の人殺し集団の7割が飢え死にです。南方戦線では9割以上です。残りは、背中から撃たれた人や、軍隊内部で処理された方々もいますので、敵弾に倒れた方々はあまりいないと思われます。戦争で死んだ兵士を英霊と呼ぶ方々がいます。なんと読んでも、とどのつまりは人でなしと言うことです。
しかし、本当に悪いのは岸信介のような、戦争で私腹を肥やした方々です。戦後はアメリカの手先となり、悪事を重ね続けています。

真空地帯 監督 山本薩夫 1952年

八面体サイコロによる易占いをご紹介。

物語、ストーリィは可逆性のない時間を生きる我々人間には唯一の表現方法と思われがちだが、そうではない。

例えば、ある人を好きになったとしよう。顔が好みとか、背が高いとか、気持ちが優しいとか言いがちだが、それは後だしジャンケンのようなものでしかない。過激な言い方をすれば、出会う前から好きだったというのが真実である。

言葉とか物語は、群盲が象を撫でるようなもので、いつまでたっても象はつかまえることはできない。象は撫でる前から象なのだから。

物語とは、起承転結からなるもので、因果律からなる。これに対峙するのが共時律なのだが、実は我々はあまり慣れていない。共時律の向こうに、象は立っている(かもしれない)。

という前ふりで、紹介するのがサイコロ占いであります。ビデオを作成しましたので、興味のある方はご覧ください。ただし、約20分。長いかな。

勢いで作成したものですから、微妙に間違っている箇所が多々あります。ご留意ください。

易卦の吉凶一覧表を下に掲載しました。印刷して携帯してもらうと、簡単にいつでもどこでも吉凶を占うことができます。

水木しげるを読んでいる

現在、就寝前に読む本は「ゲゲゲの人生 わが道を行く」水木しげる著だ。先日、ブックオフで見つけたものだ。NHK番組「ゲゲゲの女房」放映時に関連して出版されたようなので、戦争と奥さんの話(対談も)が多い、マンガ入りのエッセィというところかな。

戦争中の不思議な話がたくさんあって面白い。人間の極限状態に、不思議なことは多発するようだ。そういったこともあり、マンガ作品「全員玉砕せよ!」に興味をもった。直接的には、エッセイの次の箇所に触発されたのだが。

水木サン語録コーナー *描かされた「全員玉砕せよ!」*

あれはね、全く不思議なんですよ。描かされたって感じ。
出来上がるまでは何か無我夢中でね、出来上がってから、「あっ・・・・」てな感じですよ。
誰が描かせたのかねぇ。やっぱり、あの島で死んだ連中だろうねえ。
やっぱり死ぬときは無念で残念だからねえ。
彼らが描かせたってのは、間違いないかもわからん。
だいたい戦争ってのは無理なんじゃないですか。
二十歳とか二十一歳くらいの青年を殺すってことは、やっぱり無理なんですよ。
アメリカだろうと日本だろうと、不自然なことなんです。
私はそう思いますよ。
だから、「戦争はしない方がいい」というのは、自然の声だと思いますよ。

“描かされたって”どういうことなのか、確かめたくなりますよね。で、格安中古本を探したのですが、なかったので、残念。週明けに通販注文することにしました。お陰様と言おうか、ネット徘徊中に動画サイトに「鬼太郎が見た玉砕~水木しげるの戦争~ 」を見つけてしまいました。これは、DVDがプレミアム価格をつけていて、入手難の商品なんですね。NHKで放送された作品なのですが、評判もよかった作品とのことです。

ということで、動画、ご紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=uuXsd5J7sY4

ユーチューブにてライブストリーミング「LIVE 衆院 法務委員会」を鑑賞する

ユーチューブも進化しつづけており、Uストリームばりにストリーム配信ができるようになっています。ビデオなんかも有料で見れるようにもなってますしね。

ということで、 「LIVE 衆院 法務委員会」を見てましたけど、画面右にチャットコーナーもあります。早速、チャット。質問者の枝野議員が、出席要請をしていた外務大臣が欠席したので質疑以前にグダグダ言っていたので、前の方が文句を言ってましたので、なだめております「まあまあ」ってね。

これだけでも、参加した感があって、なかなか臨場感が味わえました。機会があれば、ストリーム配信やってみようね。