サンデー毎日 2017.4.30 「小学校を待望していたのは安倍首相だ!”籠池長男佳茂氏独占インタビュー」

今週のサンデー毎日はおもしろかったな。

なかなか粒ぞろいの記事にあふれていましたが、やはり一番は”小学校を待望していたのは安倍首相だ!”籠池長男佳茂氏独占インタビューでしょうか。インサイダーならではの描写はリアリティがありますからね。

なかにし礼、近著「夜の歌」インタビューにて、重すぎる自身の罪を告白。

なかにし礼氏は近著「夜の歌」インタビューにて、重すぎる自身の罪を告白した。毎日新聞の記事から抜粋すると。

『「 なかにしさんらは、軍用列車で満州の牡丹江から脱出する途中、日本刀を振り上げた将校に命じられ、列車にしがみつき「乗せてくれ」と懇願する開拓団員たちの指を一本一本はがしていった。「中国人や韓国人に対する加害者だった、というだけじゃない。僕らは同胞をすら見殺しにしたんです」。小説には、<誰一人、正しさだけでここまで生き抜いた人間などいない>とつづった。

 なぜ、あえてつらい加害体験を書いたのか。「本当は書きたくなかった。しかし書かねば、と思った」と吐露しつつ、こう言った。「二重思考から自由になるためです。この本は戦争の残酷さだけでなく、国民を食い物にし、『加害者』にしてしまう国家を描こうとした。白を黒と言いくるめて戦争を起こし、『2足す2は5である』と二重思考を国民に強いた、国家権力のからくりそのものを書かねばならないと」』

記事リンクはなくなるかもしれないので、その場合は僕のエバノートリンクを参照ください。

3.11から三週間後の、このユーチューブ投稿で目から鱗が落ちた

3.11以降、生きるのに精いっぱいのような気がしたが、落ち着きはじめたころ、このユーチューブ投稿を見て驚いた。テレビ、大新聞のいうことと、実際の乖離にはただ唖然とするばかりだった。

 

思わず笑ったのは、ビデオ50分ごろから始まる、”地震の二日目の3月12日、避難所の近くで原発の方から自衛隊がすごいサイレンを鳴らしながら大量に列を作って来たので、心強く感じた。そうしたら、そのまま私たちを追い抜いて素通りしていった。それからどこにいったのかわからない”という箇所だ。

実は今日読んだ、”いとうせいこう,高橋源一郎の対談”で似たようなことが書かれていたので、逆にこのビデオのこの箇所を思い出してしまったのだが。参考まで、下記に引用しておきます。

『フィリピンで生き残った元兵士の書いたものを読んでいたら、「平時において、軍隊は国民を守る」。しかし「戦時になると軍隊は国民を守らない」と書いてありました。
戦闘が始まると軍隊は国民を守らないし、もっとひどくなると、軍隊は軍隊を守るための軍隊になる。もっとさらにひどくなると、軍隊は上官を守るための軍隊になる。なので、日本軍の戦闘の生き残りを見ると、帰ってきたのは上の人間ばっかり。下の位に行くほど死亡率が高いという逆ピラミッド構造なんです。』

以上、「二度と戦争を起こさないぞ」って言うけど、いや、もう起きてるんじゃないの?いとうせいこう×高橋源一郎 ”あの日”の後に書くことについて 2より。

 

 

無謀な作戦「インパール作戦」

北朝鮮とアメリカ・トランプがきな臭くなっている今日この頃ですが、戦争は嫌ですよね。

今日は、無謀な作戦の代名詞として現代でもしばしば引用される「インパール作戦」をご紹介。
無能な指揮官によって日本軍は無残に負け続けるのですが、どの指揮官も責任を取らないんですね。あきれ果てますが、究極のところ、戦争とはそういうものです。してはいけません。逃げましょう。

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