連日の暑さ。ちょっと忍耐の必要な仕事は10時半までにして、昼過ぎは避難場所として映画館なんかいいだろうということで、行ってきました「借りぐらしのアリエッティ」。
ジブリのアニメということでもありますが、ローソンでの大型バナーポスターが実は目当てでした。映画はおまけみたいなものでしたが、鑑賞したあとは、ますますその感がありますね。「ゲド戦記」ほどできは悪くはないですが、長編はむつかしいな。短編作品で充分だったと思いますがいかがでしょうか。
上映時間中はやたらと眠い時がありました。体は正直だと褒めてあげたい気持ちです。実は意外と興奮したのが、途中のネズミとの遭遇シーン。あのまま、イメージを広げたらおもしろいのではないかとは思いましたね。ファンタジーを見に来て、ファンタジーの世界に入りそうになるとは不覚ではあったが・・・。
売れ筋の森の話は止めて、大都会の片隅に住むこびと達。ネズミとか、最近流行の熱帯性の捨てられたペットたち、凶暴なのも多いだろうし、盗聴とか盗撮とかの小型精密製品と緻密に張り巡らされたコード類。赤外線探知などをくぐって生きつづける。食べ物だって危ないぞ、危険な食品にゴキブリとか地下生物の生態。等々・・・スペクタルなシーンには事欠かない。CGをリアルに使えば、サイバーパンク的なアニメになるんじゃないかな。
ところで、映画ですが、樹木希林がやけにうるさかったな。アニメではあったが、樹木希林だけはキャラとしてしっかり実在しすき゜ていた。なんなんだあのキャラは!という感じですね。