生きがいのメッセージ―愛する故人とのコミュニケーションがもたらす新たな人生観を読んでいます。しばらく前に購入してつん読してあったものです。
編集なされている飯田史彦氏の本は何冊も愛読しているものですから、購入しました。内容はパラパラとめくり読み程度で、スピリチュアルな本だなぐらいに思っていました。テーマは死後とか、前世とか飯田氏の定番といえるようなもので、また、彼は似たような著書がたくさんあるものですから、読んだかどうかさえもわからなくなっていました。
少し前のブログで紹介した猿の詩集で述べたように、亡き父の気配を感じたことがあって、実の姉に電話をしたときにその話になって盛り上がったりしたのですが、電話の後に本屋に寄ったときにこの本「生きがいのメッセージ」を見たのです。何か見覚えがあったので、家にあるだろうと思い、探したら見つかりました。
ということで、ただいま読書中です。「2000人の人々と面談し、3300件にわたる体験談を収集してまとめ上げた」とのことですが、似たような話が綴られているわけで、若干飽きてきた所ではあります。
飯田史彦氏の簡潔にまとめ上げる才能はかなりのものなのですが、氏をもってしても冗長さがぬぐえないというと、原書はかなりの退屈な書籍だろうと思います。
原書のタイトルは「After death communication」、日本語でいえば「死後交信」とでもなるのでしょうが、飯田氏はオカルト臭さを排除するために「コミュニケーション体験」などといっています。
シンクロニシティ(意味のある偶然)により、読むことになった本書ですが、読むほどに、先日の父親の気配は本物だったんだなぁと感じた次第です。
実際、この本に書かれているような死者との交信は、予想以上に多いのではないかと推察しています。5人に一人以上、つまり20パーセント以上は何らかの体験をしているようなきがするなあ。
このブログを読んで、思い当たることがあって、是非紹介したいという方がいられるようでしたら、コメントしてもらえればうれしいですね。