ミッション: 8ミニッツ

ミッション: 8ミニッツ、あっという間に見終わりました。面白かったなあ。

「乗客全員死亡」のシカゴ列車爆破事件ー 犠牲者の〈死ぬ8分前〉に入り込み、爆破を阻止せよ!だがその極秘ミッションには、禁断の真実が隠されていた…?英語原題「Source Code」(2011)

英語版を英語字幕で鑑賞したので、詳細はわからない?が、だいたいは分かりました。

ある程度のテクノロジーの説明はあったのですが、簡単にいうと、自分の体を抜け出て他人の体に意識が入り込むわけです。その時間は8分間。シカゴで列車が爆破された。その爆破までの8分間に他人の体に意識が入り込むことができる。それは、無限というわけには行かないが、ある程度なんどでもやり直すことができる。

というわけで、主人公は、爆発する列車の他人に意識を移して、なんども死ぬわけです。もちろん、ただ死ぬわけではなく、死ぬまでの間に、犯人を割り出そうとするわけです。

幽体離脱や輪廻転生をハリウッド映画にするとこうなるのではないでしょうか。そして、ラストのあ・ら・らというようなエンディングは良い。アメリカ映画はハッピーエンドじゃなくちゃ。

女優のミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガがよかったなぁ。特にミシェル・モナハンとは何回もの同じ出会いがあるのだが、こちら(主人公側)は同じではなく学習効果を伴っているわけで態度も異なってくる。そしてこの主人公の態度にミシェルの対応も変化してくるわけなのだが、だんだん魅力的になってくるんだよね。見慣れてくるということもあるが、こちらの心理に反応してくるのも大きいだろうなあ。

黒住教の「立ち向かう人の心は鏡なり、己が姿を映してや見ん」というところでしょうか。人を変えるのではなく、自分を変えることが世界を変えることに直結するということかな。人を変えるのは大変、というか不可能といってもよい。それよりも、自分を変えることの方がより確実(とはいえ、やはり難しいのも事実)ではあると思う。そして、その変化に鏡は応えてくれるわけです。

話は、若干代わりますが、列車などで同席になった方とおしゃべりなんかしたいときは、出会い頭15-20秒以内に話しかけることらしいです。統計的には成功率が非常に高くなるとのこと。以前、実践してみたことがありますが、男女を問わずほとんどいい結果となりました。

脱線しましたが、これからはこの映画のように、幽体離脱や輪廻転生がテクノロジーで実用化される時代がくるかもしれない、などと思いつつ・・・。

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