アフィリエイトについて#2

さて、提携している4つのASP、バリューコマースA8.netアフィリエイトBリンクシェア・ジャパンですが、バリューコマースのみWebサービスを提供していました。新しい物好きのわたしとしては早速このWebサービスにはまってしまったのですが、なかなか難しくてサンプルを実現するだけで精一杯でした。Webサービスの内容は、じゃらんnetのホテル検索システムです。

ということで、5月はじめから、Webサービスと格闘の末、なんとか既存の相互リンク検索エンジンのヘッドにおいて体裁を整えることができました。えー、三ヶ月かかったと言うことですね。そういうことなので、是非見てやってください。タイトルバーで、HOMEのとなりに「相互検索リンク」としてありますので、そこをクリックないしは、このリンクをクリックしてください。頭の部分であまりめだたないので、注意してみてください。

この宿泊先検索ですが、実際に検索してみると、値段の安いのにびっくりしました。実際には、いろいろな条件が絡んでくるので注意はしなければいけませんが、でも東北で千円台なんか当たり前にありますからね、時代なのか不況なのか、それには驚きました。じゃらんパワーというのもあるんでしょうね。

しかし、値段の安いビジネスホテルなんかを見ていると、東北の人気のない商店街近くの風景が浮かんできますね。さらに眼を閉じているとイメージを凝らしていると、おお、でてきました。あこがれの小林旭渡り鳥シリーズが・・・日本の誇る無国籍映画(ウエスタンスタイルの流れ者が主人公)、あのクリント・イーストウッドを輩出したマカロニ・ウエスタンの原型ともいえる・・・

  • ギターを持った渡り鳥(1959年)
  • 口笛が流れる港町(1960年)
  • 渡り鳥いつまた帰る(1960年)
  • 赤い夕日の渡り鳥(1960年)
  • 大草原の渡り鳥(1960年)
  • 波涛を越える渡り鳥(1961年)
  • 大海原を行く渡り鳥(1961年)
  • 渡り鳥北へ帰る(1962年)
  • 渡り鳥故郷へ帰る(1962年)

高速道路も安くなったことだし、どうでしょうか、暇なときに安いビジネスホテルを廻るのは。ギターがあってもいいですね。今年は暑いので、熱中症予防のために、テンガロンハットなんかも必要かも・・・。

話が脱線しましたが、アフィリエイト#2の結論です。Webサービスは、疲れますので止めた方がいいでしょう。実際に弄ってもらえばわかると思いますが、リンクを貼ってじょらんnetにいってもらえば済む話なわけで、自分で検索廻りをつくってもあまり意味ないと思います。

ということで、せっかく読んでもらっているのですが、冴えないオチですいませんでした。

アファリエイトについて

アフィリエイトを始めてから(主要ASPに登録してから)3ヶ月経ちますので、若干のまとめをしておこうとおもいます。とはいつても、成果というか、報酬はまだいただいていません。
したがいまして、今回は、アフィリエイトとはなんぞや?という説明をしてみようとおもいます。

収入が発生したら、また、その旨ご報告はさせていただきます。

まずは、参考書にしているできる100ワザ アフィリエイト―ホームページでがっちり稼ぐ実践ノウハウ (できる100ワザシリーズ)の最初の1ページを読んでもらった方がよいでしょう。以下参照下さい。

アフィリエイトってなに?

アフィリエイトとは
「白分のホームページでビジネス」と言うと、とてもたいへんなことのように聞こえますが、ホームページをもっている人であれば、誰でも簡単に始められるのが「アフィリエイトプログラム」です。単に「アフィリエイト」または「成果報酬型インターネット広告」とも呼ばれまず。
ホームページの運営者がECサイト(オンラインショップ)と提携して自分のホームページに広告を貼り、ホームページの訪間者がその広告をクリックしてECサイトを訪れて買い物をすると、そのホームページの運営者は、購入金額に応じた報酬をもらえるというしくみです。

ECサイトと提携をするには、 ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)と呼ばれる専門の事業者を利用するのが一般的です。ASPは、ECサイトとホームページ運営者の提携を仲介するサービスで、ASPに登録すると、アフィリエイトプログラムを実施しているECサイトの一覧を見ることができます。その中がら気に入ったECサイトがあれば提携申請を行い、無事に承認されれば、用意されているバナー広告やテキスト、商品画像を使って、自分のホームページにアフィリエイトのリンクを張るごとができます。

ValueCommerceやA8∩etなど、いくつがのASPがありますが、いずれも登録無料で会費も不要なので、まずはいくつがのASPに登録してみる入が多いようです。

ということで、わたしが申し込んだASPは、バリューコマースA8.netアフィリエイトB
リンクシェア・ジャパンの4社。順番は扱い量の多い順です。リンクをたどれば、詳細がわかりますので、ご参照下さい。また、サイドバーにバナーを張っておきましたのでご利用下さい。

インターネット広告は、すでにラジオ広告を上回っており、順次そのほかのメディア広告を上回ることになるでしょう。来るべき未来がどのようになるのかの参考にも、アフィリエイトに参加してみる価値はあるのかもしれませんね。

仙台ヨドバシカメラ前にて異様な人混みに遭遇

夕方、仙台ヨドバシカメラの裏側といっていいのか、立体駐車場前入り口というのか、そのあたりに異様(普通とは違う意味です)な人混みに遭遇。車の整理にあたっていた近くのガードマンにきいたのだが、よくわからないとのこと。

それで、人混みの中の二、三人に声かけて聞いてみた。以下にご紹介。

任天堂DSのドラクエ9の地図交換のために来たという。関東方面から新しい地図を持ってきてくれた方が来るとの情報をインターネットで調べて来た。

毎日ではないが、月に一度くらいは、この場所(ヨドバシカメラ)に来てみる。

応えてくれた方々は年輩から若者まで。ていねいに教えてくれた。話してくれているときの目がきれいなのが印象的だった。趣味とか娯楽というのは、きれいな目をつくるのが目的なのかなどと考えてしまった。

そのときの写真をご紹介しよう。

カメラが使い込んだ携帯電話のものなので、写りが悪いですが、ご勘弁。

因みに、この記事を書く前にインターネットで検索してみたのですが、以下のサイトが見つかりました。興味のある方はご参照下さい。

http://www12.atwiki.jp/baramos/pages/28.html

http://www.unkar.org/read/schiphol.2ch.net/ff/1249107385

キャタピラー /若松孝二 寺島しのぶ

キャタピラー、見てきました。予想以上によかったですね。

映画を見たあとにヤフー映画を読んだのですが、映画レポート「キャタピラー」単なる反戦映画を超えた哀しくも酷い性愛のスペクタクルは全く間違っていますね。宣伝用キャッチコピーとしては使いたくなるけど、嘘はいけないよね。

映画館のチラシの裏面に書かれた感想のなかでは、おすぎと周防正行氏が素直だったかな。

おすぎ:若松監督の訴えたいことが心の底からわかる映画です。身体の自由が思うようにならない夫と介護する妻のふたりの切なさ、ツラさを思い涙が止まりませんでした。全国民必見の一本です。

周防正行:単なる反戦映画ではない。戦争がもたらす悲惨を通じて、深く人間を洞察しようとする映画だ。若松孝二監督の並々ならぬ思いを真っ向受け手立つ寺島しのぶの強さと美しさに圧倒された。

前の映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』でも感じたのだが、若松孝二監督のまなざしは優しい。「キャタピラー」も酷な作り方もできたのだろうが、していない。

たとえばセックスシーン。女優が寺島しのぶ、相手が胴体と頭だけ。いかようにもできるシーンなのだが、普通の夫婦の性描写をし続けている。夫婦の日常の性生活ほど見ておもしろくないものはないだろうと思うのだが、それが続く。だからおもしろくはない。しかし夫婦の臨場感は増す。

他の登場人物も、素直にまじめに撮っている。結果的に戦争の醜さがあぶり出されてくる。これが映画でしょう。

惜しむらくは、エンタテメイント性に若干欠けていたかなとは思うのだが、ここはよく考えてもらいたい。つまり、戦争映画のほとんどがエンタテイメントを前に押し出したものだということだ。それは反戦映画ではなく、むしろ好戦映画。そこを勘違いしちゃ、いけませんぜ。

経済危機のルーツ / 野口悠紀雄

経済危機のルーツ ―モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのかを読みました。おもしろかった。簡潔でわかりやすい。読んで良かったと思いました。日本のだめさかげんがよくわかりました。

著者は東大工学部を卒業して大蔵省に入った方なので、金融、特に金融工学には詳しい方なのでしょう。アメリカとイギリスが脱工業化を目指して金融立国で成功した経緯をていねいに描いています。また、アイルランドの金融立国(成功例)も勉強になりました。

そして、日本(それとドイツ)では脱工業化できなかったので凋落したとしています。

著者は最後に「謙虚さを取り戻し、優れたものに学ぶ勇気をもう一度持つこと。今の日本でもっとも求められるのは、このことだ。本書がそのための足がかりになれることを、心から願っている。」と締めています。

さて、日の丸飛行隊をご存じだろうか。以下に参考までにwikipediaからの抜粋を紹介しよう。

札幌オリンピック(1972年)の70m級(現在のノーマルヒル)ジャンプにて日本のジャンプ陣(笠谷幸生金野昭次青地清二)がメダルを独占した事に始まる。後に、冬季オリンピックやワールドカップ等で日本のジャンプ陣を日の丸飛行隊と呼ぶようになった。・・・長野オリンピック後のルール変更で再び長期低迷に入り、2002年のソルトレイクシティオリンピックでは団体5位、個人では船木のラージヒル7位が最高という成績に終わった。・・・

2006年、日本のジャンプについて現・日本ナショナルチームヘッドコーチのカリ・ユリアンティラは「フィンランドやオーストリアなどのジャンプ強国と比べて踏み切りの技術が未熟でレベルが低い。日本の技術は1990年代後半までは良かったがその後のルール変更による対応が全くできていない。しかも若い選手が全く成長していない上に主力が世界の強豪国と比べてあまりにも高齢だ・・・。

私がいいたいのは、野口悠紀雄氏はいわばカリ・ユリアンティラと同じ事をいっているのだということです。そして、日本をターゲットとした”ルール変更”については言及されていない。しかし、本当に大事なのはこの”ルール変更”なのだ。

踏み込んでいえば、日本が「謙虚さを取り戻し、優れたものに学ぶ勇気をもう一度持つて」金融立国したとしても、それはただの「詐欺」になるだけだということです。アメリカが世界の最強国であるということ、世界の強者と弱者、もしくは支配者と被支配者の座標軸がこの著書からばっさりと失われているのだ。

つまり、野口氏が「究極の錬金術」と称している、アメリカの金融立国とは、最強国だけができる国家規模の「詐欺」の別名なのだ。アメリカは、国家の凋落をくい止めるべく、なりふり構わずに、ルールを作り続けた。それが金融立国。

3兆ドルのネット負債から1000億ドル近いネットの金融収入を生みだしたのだから、「無から有を創り出している」というより、「マイナスからプラスを創り出している」わけである。「究極の錬金術」とも言えるものだ。(p221)

言い換えれば、世界第二の経済大国日本を搾取すべく放ったルール改正の切り札が金融だったのだ。日本の資金はアメリカに吸い上げられ、何十倍の利益をあたえつづけた。日本の失われた10年とか20年はアメリカを最強国にし続けた富の源泉だった。

司馬遼太郎について野口悠紀雄氏は本書の中で次のように書いている。

彼(司馬遼太郎)は東海岸の伝統的な都市であるボルティモアやシカゴの90年代の姿を見て、アメリカ経済が没落したと述べている。・・・そうではなく、アメリカの経済構造が変化していたのだ。司馬遼太郎も、そうした変化を見抜けなかったのである。

アメリカの変化は見抜けなかったとしても、日本をみごとに評価し続けていたと思うのだがどうだろうか。すくなくとも次のようなことはいわないだろう。

トーマス・フリードマンは、ニューヨーク・タイムズのコラムで、「アイルランドの教訓はきわめてシンプルだ」とし、「高校と大学の授業料をゼロにせよ。法人税制を簡素化・透明化し、税率を引下げよ。外国企業に門戸を開け。経済をオープンにせよ」などと列挙した末に、「英語を話せ」としている。

確かに、英語を話せることは、重要な要因だったのだ。21世紀型のグローバリゼーションにおいて、これは不可欠の要因だ(「イエーツの詩の原文が英語でないことを知って驚いた」と7で書いたが、英語とゲール語はきわめて異質なので、「なぜ英語でもあのように美しい韻律を保っているのだろうか?」と、いまでも不思議に思っている)。

北海道は面積がアイルランドとほぼ同じで、人口は1.5倍程度だ。だから、北海道は、政治の力に頼って公共事業を誘致することばかり考えず、アイルランドをモデルにして世界から直接投資を呼び込めば、倍の豊かさになれたとも言える。ただし、それには、英語を使えることが前提だ。「21世紀型のグローバリゼーション」実現のために英語は不可欠であり、日本はその点で大きなハンディキャップを負っていることになる。

「90年代の発展は、ヨーロッパの周辺国において実現した」と3で述べたが、これも英語力と無関係ではない。小国には自国語で大学の教科書を作るほどの人口はいないから、高等教育の教科書はどうしても英語になる。それだけでなく、日常の仕事でも英語が不可欠だ。ヨーロッパの小国では、町のタクシーの運転手でも完全な英語を話す。ドイツやフランスなどの大国の国民は、英語がそれほどうまくはない。90年代における「英語不適応大国の凋落」は、必然の現象であったのだ。
いまにも英語を公用語にしろといわンばかりの文章だが、こういったしょうもないことどうして書くのだろうか。まずは、日本人の脳を勉強してもらいたい(私のブログで”クール・ジャパン”について述べたところに詳しく書いています。参照下さい)。
と、まあ不満はたくさんあるのだが、それでも整理されてわかりやすいということはこの本のいいところではあります。実際、はじめて合点がいったことなどは多々あり、勉強になりました。